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【猫の愛情表現】あなたは猫に好かれていますか?【16パターンを解説】

こんにちは!すずめる(@suzumer_ML)です!

普段は素っ気ないけど急に甘えてきたりするのが猫のかわいいところですよね。

猫はさまざまな仕草をしてきますが、それぞれどういった意味があるのでしょうか。

今回は、猫の愛情表現を16パターン紹介します。

猫と一緒に住んでいる猫飼いさんは、なんとなく意味はわかっているけど…という方が多いのではないでしょうか。

この記事を見てご自身の経験に当てはめてみてください。

また、これから猫を飼いたい人、猫と仲良くなりたい人は参考にしてみてくださいね。

すず
すず

2匹の猫ちゃんと暮らす実体験も含めて紹介していくよ!

この記事はこんな人におすすめ!

・猫の愛情表現を知りたい人

・猫と一緒に住んでいる人

・これから猫をお迎えしたい人

・猫ともっと仲良くなりたい人

そもそも猫は愛情表現するのか?

猫と一緒に住んだことがない人は、

「そもそも猫って素っ気ない動物で愛情表現とか少ないんじゃないの?」

といった印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

ちょっと待ってください!!

猫ちゃんは本当に全身を使ってさまざまな愛情表現をしてくれる動物です。

猫と一緒に住んでなくても見たことがある、あんな行動も実は愛情表現だったんです。

そんな気づきにくい仕草が、実は猫ちゃんからの愛情表現ですよ。

本記事では、愛情表現を『行動パターン』と『反応パターン』で分けて紹介していきます!

猫の愛情表現『行動パターン』10選

まずは、猫の愛情表現として『行動パターン』を紹介します。

すりすりしてくる

猫がすりすりしてくるのは、わかりやすい愛情表現ですね。

本来の猫のすりすりは、縄張りのマーキングのために行います。

猫にはニオイを出す臭腺という分泌腺があり、その部分を対象にこすりつけることで自分のニオイをつけているんです。

特に、飼い主にする場合、お風呂から出た後や外出からの帰宅時などに、自分のニオイをつけて安心するために行う仕草ということです。

大好きな飼い主だからこそ、「自分のもの!」と主張するマーキングを行うのです。

頭突きをしてくる

頭突きと聞くと攻撃のように感じるかもしれませんが、頭突きも愛情表現の一種です。

頭突きをすることで「大好きだよ!」という主張をしてくれています。人懐っこい猫なら初対面でもする場面を見かけますね。

これは、人に対してだけでなく猫同士でも行います。挨拶の一種で、親愛の感情を表すコミュニケーションとして行われています。

信頼している相手だからこそ、無防備に頭をぶつけられるということです。

ふみふみしてくる

猫がふみふみしている行為は「安心」を表す場合がほとんどです。

猫は子猫のときに母猫のお腹をふみふみして母乳を飲んでいたため、飼い主にふみふみしてくるのは母猫のように慕っている証拠ということ。

飼い主と触れ合って幸せを感じているときや、毛布に包まれることで母猫に包まれていた時間を思い出しているときにふみふみをすることが多いです。

また、子猫のときに母乳を飲んでから寝るという行為を繰り返していた名残で、寝る前のルーティンとして行なっている猫も多く見られます。

ペロペロしてくる

猫が顔や手をペロペロと舐めてくる行為は、グルーミングの意味があります。

猫同士の親愛や愛情を示すしぐさで、信頼している相手にしかやりません。

飼い主の顔や手をペロペロと舐めてくるのであれば、自分の大切な存在と認めて愛情を示してくれているということです。

また、その他にも気になるニオイを取り除いて安心するためという理由も考えられます。

ペロペロと舐めることで安心感や満足感、リラックス効果を得ようとしています。

甘噛みをする

猫が甘噛みをしてくるのも愛情表現です。

猫の甘噛みは、親子や兄弟間でよく見られる行為で、母猫のようにお世話をしている飼い主への甘えのサインです。

カプカプと痛みを感じない程度に噛んでくるのは、猫が飼い主に嬉しい気持ちや大好きという愛情を伝えているのです。

しかしながら、甘えていたのに急に攻撃をしてくる「愛撫誘発性攻撃行動」という行為もあります。

猫は撫でられて満足すると急に嫌がることがあるので、しっかりと見極めましょう。

くっついてくる

すりすりしてくるのと同様に、くっついてくるのも愛情表現の一種です。

猫は警戒心が強い生き物なので、くっついてくるのは信頼している証拠です。

さらに、飼い主を「自分のもの!」と主張するためのマーキングでもあります。必死にニオイをつけることで、愛情を表現しているのです。

くっついてくる猫は、自分のニオイをつけるだけでなく飼い主のニオイに安心していると考えられます。

ついてくる

愛猫がストーカーのようについてくることも愛情表現の一種です。

トイレに行こうとしたりお風呂に入ろうとすると、そっとついてきてドアの前で終わるのをじっと待っているという経験をしたことのある飼い主も多いのではないでしょうか。

このついてくる行為やお見送りやお出迎えをしてくれるのも、飼い主と離れたくないという気持ちの表れかもしれません。

特に、昼間仕事で離れているのであれば、帰ってきたらたくさんかまってあげてください。

一緒に寝る

猫は警戒心が非常に強い生き物です。そのため、安全な場所にしか寝床を作りません。

猫同士であったとしても、親猫や兄弟以外と寝ることは滅多にないのです。

一緒に寝るということは、飼い主を家族として認めていて、安心しきっている証拠ということ。

さらに、寝る場所が飼い主の顔に近ければ近いほど完全に信頼している証ともいわれています。

猫は警戒している相手には背中を見せないため、お尻や背中を向けて寝ているのは、それだけ飼い主を信頼しているということなのです。

プレゼントをくれる

猫が何かを咥えて持ってきて飼い主の目にポンッと置くのも愛情表現かもしれません。

猫が小動物や虫を持ってきてプレゼントしてくれるのは、最初はびっくりするかもしれませんが、最高の愛情表現の一種なのです。

狩りをしていた野生時代の名残で、飼い主を喜ばせたいという気持ちをプレゼントとして表現してくれています。

おもちゃを持ってきた場合だと、「遊んで!」というアピールのこともありますが、それも立派な愛情表現です。

お出迎えをする

愛猫がお出迎えしてくれるのも立派な愛情表現。

「たまたまそこにいたのかな?」と思うこともあるかもしれませんが、間違いなく猫のおかえりのサインです。

目をしぱしぱさせてる愛猫を見ると、寝ていたのにお出迎えしに来てくれたのかなと愛を感じますよね。

車の音に反応する、鍵を回す音に反応するなど、それぞれの家庭によって反応するタイミングがあるようですが、それだけ飼い主の帰りを心待ちにしているということなのです。

猫の愛情表現『反応パターン』6選

猫は言葉で愛情を伝えてくれるわけではありませんが、行動だけでなく反応を見ることで愛情を読み取ることができます。

そんな猫の愛情表現として『反応パターン』を紹介します。

ゆっくりまばたきをする

猫がゆっくりとまばたきをしたり、目を細めたりしてくるのは愛情表現です。

人間にとっては目を見て話すことは大切ですが、動物にとって見つめ合うことはケンカを売っているようなもの。

猫に敵意がなかったら目を逸らしますが、可愛いからとずっと見つめていると「この人は敵意を持っている」と判断されてしまいます。

ただ、猫がゆっくりとまばたきをしてきたら、「信頼しているよ」というサインです。

目が合ったらゆっくりとまばたきをするか、猫がしてきたら返事をするようにまばたきをしてあげると、より一層の信頼関係が築けますよ。

ゴロゴロと喉を鳴らす

猫がゴロゴロと喉を鳴らすことは、猫を飼っていないと聞けない特徴ではないでしょうか。

これは、猫がリラックスしているときや、嬉しいときに見られる反応の1つ。

特に、喉を鳴らしながら身体をこすりつけてきたり、ふみふみしたり、目を細めたりしていたら愛情たっぷりのリラックスモードです。

猫ならではの甘え方でとても可愛いですよね。

このゴロゴロ音が聞こえたときは、猫の好きな場所を撫でてあげたり、一緒に遊んであげることで満足してもっと信頼関係が築けることでしょう。

ただし、ゴロゴロ音がいつもと違っていたりするときは、体調が悪かったりストレスを感じている可能性もあるため、何かいつもと違う点はないかよく観察してください。

お腹を出してゴロンとする

猫がお腹を出してゴロンと寝ていたら、心の底からリラックスしている証拠です。

お腹は動物にとって急所なので、お腹を出して寝ることは基本的にはありません。いつ襲われても逃げられるように、両足をつけて寝ていることがほとんど。

そんな猫がお腹を出して寝ているのは、飼い主のことを信頼していることが一目でわかる愛情表現の1つです。

たまにあまりにも無防備な姿で驚くこともありますが、それだけ自分を信頼してくれていると思うと愛しさが倍増しますね。

ただし、お腹を出して寝ているからとはいえ、お腹を触るのはNG。急所であるお腹を触られることで、嫌がる猫がほとんどですので注意しましょう。

しっぽを立てる

犬は嬉しいときにしっぽを振りますが、猫はピーンと垂直に立てて嬉しさや喜びを表現します。

垂直に立てるだけでなく、ブルブルっと震わせているのであれば、最上級の嬉しさを表しています。

お留守番から帰ったときや、おやつのときなどに見られるのではないでしょうか。

ちなみに、しっぽを立てるのは、子猫のときにお母さんに見つかりやすくするためのアピールであると考えられています。また、お尻をお母さんに綺麗にしてもらうためという説もあります。

どちらにせよ、しっぽを立てることはお母さんに甘えていた名残。愛猫がしっぽを立てているときは優しく撫でてあげましょう。

サイレントニャーをする

猫がいつもと同じ表情で「ニャー」と鳴いている仕草なのに声が出ていないことがあります。

これは、実際に声を出していないわけではなく、人間には聞こえない周波数で鳴いているんです。

子猫がお母さんに甘えるときに、この「サイレントニャー」を使って鳴きます。

猫はリラックスして甘えられる存在にサイレントニャーをするため、飼い主に向かってやってきてくれているのなら、お母さんと同じくらい信頼して甘えている証拠といえます。

ヒゲがピンと上向きになる

猫のヒゲも感情を表している部位の1つ。

ヒゲがピンと上向きになっているのは、猫がご機嫌なサインで「嬉しいな、甘えたいな」という意味です。

飼い主と遊んでいるときや甘えているときに見られます。ヒゲが上向きになって近づいてきたのなら、遊んでほしいやかまってほしいといった意思表示です。

少し口角が上がったように見えることもあり、なんだか笑っているようで可愛い愛情表現です。

愛情表現に応える方法

ここまで16種類の愛情表現を紹介してきました。

猫がさまざまな方法で愛情を伝えてきてくれていることがわかりますね。

猫の「大好き」のサインがわかるようになったら、飼い主からもその思いに応えてあげましょう。

返事をする

猫は、人間のように言葉を話すことはできませんが、簡単な言葉なら一生懸命理解しようとしてくれます。

例えば、自分の名前やご飯、おやつなどにはすぐに反応するのではないでしょうか。

名前を呼ぶことで振り返ったりお返事をしてくれたり、まるで会話をしているような気持ちになります。

猫から愛情表現をしてもらったら、名前を呼んであげたり、「ありがとう」「嬉しいよ」「好きだよ」といったお返事をしてあげてください。

いっぱい話しかけることで、より愛情が深まっていきますよ。

遊んであげる

猫の愛情表現の中には、「一緒に遊んでほしい!」というサインもあります。

例えば、おもちゃを前に持ってきたり、おもちゃをしまっている場所で飼い主を呼んだりすることもあるのではないでしょうか。

他にも、すりすりしてきたり、お腹を見せてくるなどの「撫でてほしい」「遊んでほしい」というサインには、できる限り答えてあげましょう。

普段、なかなか忙しくて愛猫と遊んであげられていないという飼い主もいるかと思いますが、1日5分〜15分程度の短い時間でも猫は満足してくれます。

せっかくの愛情表現を無視するのではなく、こちらも愛情を返してあげることで良い関係構築につながります。

ゆっくりまばたきをする

反応パターンでも紹介しましたが、猫がゆっくりとまばたきしてくるのは愛情表現です。

こうしたサインを愛猫からされたときには、こちらもゆっくりとまばたきをしてお返事をしてあげてください。

可愛くて見つめていたい気持ちになりますが、それでは逆効果になります。

このお返事をすることで、愛猫との信頼関係がより素敵なものとなることでしょう。

また、愛猫と目が合ったときや見つめられたとき、ニャーと話しかけられたときにゆっくりとまばたきをしてあげることで、愛猫に安心感を与えることができますよ。

まとめ

猫は犬と違って、愛情表現が少なく素っ気ない動物であると思われがちですが、猫のことを知ってくるとさまざまな愛情表現を感じることができます。

あの仕草も愛情表現だったのか!と感じた人も多いのではないでしょうか。

猫なりにたくさんの愛情表現をして、気持ちを伝えようとしてくれています。

「好きだよ!」「信頼しているよ!」というサインに答えてあげることで、より良い信頼関係になっていきますよ。

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それでは、最後まで見ていただいてありがとうございました〜!

メル
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