こんにちは!すずめる(@suzumer_ML)です!
猫ちゃんって本当に可愛くて癒されますよね。
猫ちゃんを飼いたいと検討されている方は、猫の品種も多いのでどの品種が自分に合っているのか迷われているのではないでしょうか。
「ペルシャ(チンチラ)」といえば、猫ちゃんにあまり詳しくない人でも聞いたことがある品種かと思います。
今回は長毛種の代表格とも言える品種である「ペルシャ(チンチラ)」について、特徴や飼うときの注意点などを解説していきます。
・猫ちゃんを飼いたいけれど品種についてよく知らない人
・ペルシャ(チンチラ)を飼っている人
・猫ちゃんについて知識を集めたい人
メル
コンテンツ
ペルシャ(チンチラ)とは
まずは、ペルシャという品種の「特徴」「性格」「チンチラとの違い」についてです。
ペルシャ(チンチラ)の特徴
- 大きな丸い目とつぶれたような低い鼻、ふさふさの被毛が特徴的
- イギリス原産で1870年代に誕生した
- 体重は3.2kg〜6.5kg
- 長毛種のみ
- チンチラペルシャはカラーバリエーションの1種
大きな丸い目とつぶれたような低い鼻、ふさふさのゴージャスな被毛がペルシャの特徴です。
純血種の中では最古の品種の一つと言われています。1871年に初めてロンドンで行われたキャットショーに登場して以来、「猫の王様」と呼ばれています。
ペルシャという品種ですが、実際にペルシャ(現イラン)という地名との関わりは詳しく分かっていません。イギリスで計画的に繁殖されて誕生したということしか分かっていません。
ペルシャ(チンチラ)の性格
- 「上品」と称されるほど落ち着きがある
- 神経質ではなく大きな声で鳴くことも少ない
- 大袈裟に構われることや抱っこも嫌がる
- 気分屋でものすごく甘えてくることもある
ペルシャの性格を一言で言えば「猫」です。おとなしく、ゆったりとした性格で静かに過ごすことを好み、大袈裟に構われたり抱っこされることは嫌がります。まさに「猫の王道」のような性格です。
子猫の時は遊ぶことが大好きですが、成猫は活発に動くことや鳴くことも少なくなり、性格とゴージャスな被毛から「上品さ」を漂わせます。
基本的に構われるのは嫌がりますが、たまにひざに座ってきたり一緒に寝てたりと甘えられた時とのギャップがたまらないです。猫らしい絶妙な距離感を楽しませてくれます。
ペルシャとチンチラの違いとは
「チンチラペルシャ」と聞いたことはないでしょうか。
特徴にも記載しましたが、チンチラペルシャはペルシャのカラーバリエーションの一種です。血統登録団体によっては独立した品種と認めている団体もあります。
- シルバー・ゴールデン・シェーテッドシルバー・シェーテッドゴールデンの4色
- 毛質が軽くて全体的に明るい色をしている
- 目の色は緑か青
- 体重は3.0kg〜5.5kg
- ペルシャよりも鼻がつぶれていなくスッキリとした顔立ち
毛色や毛質、顔つきや体つきも若干ペルシャとチンチラは違いがありますが、性格的には似たような性格のため、ペルシャの1つとしてチンチラが含まれているという認識で良さそうです。
ペルシャよりも少し小柄ですが、手足は短めで大きくしっかりとしています。毛色や顔つきで自分の好みに合ったペルシャを探していくことも面白いと思います。
チンチラペルシャの毛色は2〜3年で完成すると言われているため、どんどん明るくなっていくもの楽しい変化です。
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ペルシャ(チンチラ)の人気の理由
- ゴージャスな毛並みと愛嬌のある顔立ち
- 静かで落ち着いており猫らしい性格
- 猫の王様と呼ばれる上品さ
特徴や性格と重複しますが、人気の理由はなんといっても「ゴージャスな毛並みと愛嬌のある顔立ち」です。
誰もがあのモフモフにはメロメロになることでしょう。
また、「静かで落ち着いており猫らしい性格」から「猫の王様と呼ばれる上品さ」を兼ね備えている品種です。
基本的に静かに寝ていることが多く、歩く時もゆっくりで上品さを感じます。スキンシップを多く取るような猫ではないですが、急に甘えてきたりツンデレな一面が人気のポイントです。
すず
メル
ペルシャ(チンチラ)の飼い方
ペルシャ(チンチラ)のかかりやすい病気
- 多発性嚢胞腎
- 肥大型心筋症
- 毛球症
- 尿結石
- 流涙症
ペルシャに多い遺伝性疾患が「多発性嚢胞腎」です。両親のどちらかがこの疾患の場合、子供にも50%の確率で発症すると言われております。
多発性嚢胞腎は、進行すると腎不全につながる疾患です。日頃から飲水量や尿量、体調などをしっかりと観察することが重要です。
さらに、長毛種は「毛球症」にも注意が必要です。毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなどをすることで軽減することができます。フードなどにもこだわりたいところです。
また、どの猫種でも言えることですが肥満はさまざまな疾患につながります。基本的に大人しい性格のため、体重管理は気をつけましょう。
ペルシャ(チンチラ)のお手入れ
- 毎日のブラッシングとコーミング
- 定期的なシャンプー
- 目ヤニのお掃除
なんといってもペルシャのゴージャスな毛並みを維持するためには、毎日のブラッシングとコーミングなどのお手入れが大切です。
ブラッシングを怠ると、毛玉が出来てしまって通気性が悪くなり熱中症や皮膚病につながります。抜け毛を飲みこむことで起きる毛球症を予防するためにも毎日のお手入れが不可欠です。
我が家のメルくんも、毎日ブラッシングをしていますが、脇の下などの可動が多い場所にすぐに毛玉ができてしまいます。
長毛種はどの猫ちゃんにも言えることですが、お手入れをすることでコミュニケーションを取りながら健康チェックができるので、上記のような病気の早期発見にもつながります。
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また、ペルシャは鼻が短いため、鼻涙管が狭くなったり詰まったりしていつも涙が流れています。涙は放置していたら目ヤニが溜まったり炎症につながるため、出ていたらお掃除をしてあげることが大切です。
ペルシャ(チンチラ)の価格
- ペットショップ:10万〜50万円
- ブリーダー:10万〜60万円
大人気の猫種だけあって値段もかなりピンキリです。
ペットショップで検討をされる際は、そのショップのクチコミなどを事前に調べて行くことをおすすめします。悪質な業者から購入しないように気をつけましょう。
ブリーダーからは、「みんなの子猫ブリーダー」がおすすめです。
優良ブリーダー直販の子猫販売サイトで、価格順などの希望条件ごとに詳細検索ができますのでお迎えを検討されている方は一度覗いてみてください。
\猫を飼うことを検討されている方はこちらもご覧ください/
【猫を飼うということ】お迎え前の準備・かかる費用・気を付けることペルシャ(チンチラ)のまとめ
「ペルシャ(チンチラ)」について、特徴や性格についてご理解いただけたでしょうか。
猫の王様と呼ばれるほどの上品さやゴージャスな毛並み、猫らしいツンデレな性格と本当に魅力的な品種です。
美しい毛並みを維持するための毎日のブラッシングと涙を拭いてあげることも、猫ちゃんとの大切なコミュニケーションになります。
さらに、部屋中が毛だらけになることも覚悟が必要です。毎日の掃除機を欠かすとすぐに部屋が大変なことになります。
そんなお手入れを考えても非常に魅力的な品種なので、猫ちゃんを飼いたいと考えている方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
もっと詳しく知りたい方は、コメントかSNSで何でも言ってください。
それでは、最後まで見ていただいてありがとうございました。
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